今季のチェルシー、みんなはどう見てる?

クマノミです。

初めて文章を書きます。皆さんと楽しく意見交換できればと思っております。また当方、戦術オタクでもなくただのサッカーファンでありますので「こんな風に思ってるやつもいるんだなー」程度に見ていただいて、共感していただける方もいればそうでない人もいればよいと思っております。よろしくお願いします。

早速ですが皆さん今季のチェルシー、どう見ていますか??

私は一言「不安」でした。そもそもで振り返ってしまうとチームのオーナー問題からになりますのでそこは割愛させていただきます。経営陣を整えることから始めるべきだったのでしょうが現場の意見はそうではなくすぐに選手を補強することでしょうから難しい問題でした。トゥヘル側からすれば選手の補強が必要だったことは間違いなかったでしょうしね。。

さて今夏、新加入選手として大きな目玉はクリバリ、ククレジャ、スターリングでしょうか。(8月28日時点)良い補強です。クリバリは依然トップレベルのCBですしスターリングは選手として全盛期です。ククレジャもブライトンでのプレーは圧巻でしたし個人的には確保しておくべきだったと思います。チルウェルが一昨季後半から昨季序盤までよかっただけにもったいないですが個人的にはチルウェル以上のポテンシャルと実力だと思います。ただククレジャはCBでも計算できますし共存は可能でしょう。またコルウィルを絡ませた交渉も含め良い立ち回りでした。

さて現在、レスター戦を見ずに書いているわけですがフォファナについてです。皆さんどうですか?ポテンシャルは認めます。レスターでのプレーぶりを見ればまだ21歳とは思えませんし、ベースの能力も相当高いでしょう。ただどうしても私は「?」が浮かんでしまいます。まず理由の一つにCB問題についてです。トゥヘルは将来のことも考えなければいけないと言っているようにCBの高齢化は問題です。主軸のシウバ、クリバリはともに30代を超えていますね。フォファナを取るならばローンでたらい回しにされていたアンパドゥを使ってほしいというのが本音です。シェフィールドでプレミアは経験済みですし昨季のヴェネツィアでも一定の評価が与えられています。彼をもう少し試してほしいですね。もう一つは右CBのポジションに関して十分なローテーションを組めるという部分です。RLCがWBで十分に計算できる以上、RJのRCB起用をすればアスピも含めてこの3人で回せるのではないでしょうか。保険としてチャロバーもいますしククレジャをLCBにすればクリバリでも対応可能です。スぺ体質気味で移籍に対して強硬手段もとる素行など考えてもかなり心配なお買い物になりそうです。それならば来夏以降、ミランに頭を下げてトモリを呼び戻したいです。(現実的ではないでしょうが…)

加えて私は攻撃の駒についてほとんど噂がないことにも不安を感じます。ここに関しては先行投資ではなく即戦力クラスのアタッカーを取るべきです。この開幕3試合を見て皆さんは3トップ3名をどう評価していますか?私はかなり酷評しています。

まずはスターリング。彼に関してはまだ評価します。狭いハーフスペースで受ける動きも上手ですしそこから前をむいて仕掛けるプレーも徐々に出ていると思います。彼の本領はこんなものではないので今後に期待です。新戦力ですしね。

マウントに関しては低評価です。このシステム上、シャドーにはやはり直接ゴールに絡む活躍を求めます。正直チェルシーレベルでシャドーをするには質が足りません。量については問題ないです。スパース戦での彼のプレスは流石でしたし守備貢献に関してはしっかりと評価しています。しかし結局点を取れずに勝てないなんてことは昨季、いやというほど見てきました。スパーズ戦では決定機を外していますしね。

ハヴァーツに関しては不合格です。少なくとも現状、最も外すべきは彼です。トフィーズ戦ではミナに完封されていましたし、とにかくボールが収まりません。サイドによって受けて前むいて取られて、それの繰り返し。狭いスペースで受けようともしないですし、リーズのひ弱なCB相手にキープできないようではだめです。彼も決定機を外しています。

正直、現状3トップ以外に問題があるとすれば中盤でしょうが最も大きい課題が3トップです。結局のところ個人の質がチェルシーは明らかに低すぎる。これに尽きます。外から崩しきるには限界がありますしいくらサイドからピンポイントでクロスを上げても、深くえぐっても得点できない3人なのです。正確にはマウントとハヴァーツですが。これだったら粗削りでもブロジャにかけたほうがましです。まあほかに使えるアタッカーがいないことも大きな問題ですが。

文句を垂れていても仕方ないので私は一つの案として冬に本気でザハを取りに行くべきであると考えます。パレスで今季すでに3ゴール。カウンター一発を仕留めきる決定力、個人で打破する力、周りを使える選択肢の豊富さ、などなど今チェルシーに足りないピースでしょう。今の流動的すぎるチームの中でボールをキープでき時間も作れる彼がいることで回りにもスペースが生まれるはず。ひかれた相手に対しては多少強引でも個人能力ではがさなければならないシーンが必ずあります。こじ開ける力が必要です。シティのように集団で崩すならばもっと中央の狭いスペースで苦なくボールを受けることができるタレントが必要です。正直、この2シャドーに個人技に優れるアタッカーを取るだけでも得点力不足は解決するでしょう。点が取れない要因は正直シャドーの質です。ここを上げることが目下最重要のミッションではないでしょうか。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。勿論私はハヴァーツもマウントも大好きで期待もしている選手たちです。だからこそもっと点を取ってほしいのです。勿論リーズ戦はチームとしてのビルドアップの拙さが出たゲームではありますが、。「点を取る」そろそろこの課題にちゃんと向き合いましょう。